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2020年10月29日にJ.ヒックス氏が亡くなられました。ご冥福をお祈りします。

1973年別当薫新監督となった広島へ入団、別当監督曰く「平均的な優等生ばかりじゃ迫力がない。だが、そこにヒックスがはいると、アクセントがついてくる。なにしろ2メートルに近い大男だ。丸太ん棒のような腕をグイと突き出して構えるだけで、相手の投手は思わずひるむ。これだけでも効果は満点だ」(千葉功著・日本プロ野球記録史3より)と長打不足のチームに期待は大きかったが、シーズン通じて打率.250、本塁打16、打点49ともう一つではあったが、巨人戦では.291、4本、10打点とまずまずで翌1974年も在籍、17本の本塁打を放ったJ.ヒックスの本塁打を見てみます。
1974年9月は月間10本の本塁打を打った、J.ヒックス全本塁打、数表からご覧下さい。

まずはチーム別成績から
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中日、ヤクルトから8本ずつ打っているのが一番多い。

投手別成績(左から*印はシーズン10勝以上経験者、通算勝利数、勝利数の赤字は、100セーブ以上達成者)
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堀内恒夫、星野仙一、高橋重行の3人から3本ずつ打っているのが一番多い。

球場別成績
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本拠地、広島市民球場での13本が一番多い。

選手別アベック本塁打回数(左側の数字は、総本塁打数)
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衣笠祥雄との5回が一番多い。

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