クラシックSTATS鑑賞

 コメント一覧 (3)

1. • 1. カナブン
   • 2020年01月05日 20:45
   • 来日直後は不慣れな右翼手に回されて調子がでなかったが、一塁手に定着したシーズン終盤から本塁打を連発。変化球と制球力主体の日本の投手に対して、左翼に流し打ちの本塁打を量産する手法を身に付けると、記録的な猛打を発揮しましたね。
     
     投手陣が見劣りしていた大洋とヤクルトがとりわけよく打たれていた印象がありましたが、被本塁打は中日が最も多かったんですね。大洋は当時最も広かった横浜スタジアムでの本数の少なさに助けられたようにも。投手陣が優秀だった広島は割と抑えていた印象があったが、１９８５年と１９８７年は被本塁打が最多。こちらは広島市民球場の狭さが被害を拡大させたようです。
     
     速球と変則左腕が苦手と言われていましたが、巨人は被害を最小限に食い止めています。この時期のプロ野球の打高状況もありましたが、バース、落合、ブーマーの好調時は投手にとってはシングルヒットで済めば儲けものといった様子でしたね。
2. • 2. たばとも
   • 2020年01月05日 21:27
   • カナブンさん
     
     旧年中はいつもながら的確なコメントありがとうございました。
     今年も興味ある記録を一つでも多く出せたらと思います。
     
     >>巨人は被害を最小限に食い止めています。
     今回1985年のチーム別打撃成績をちょっと調べてみました。
     .325 114打数 37安打 33打点 広島
     .210 081打数 17安打 14打点 巨人
     .365 104打数 38安打 30打点 大洋
     .416 101打数 42安打 32打点 中日
     .412 097打数 40安打 25打点 ヤクルト
     巨人戦は本塁打だけでなく、安打もなかなか打てなかったようですね。
     他は結構打ち込んでいるので、巨人戦が良ければ、翌年に迫る打率だったかもしれません。打てるところからは、どんどん打っていくのも数字を残すポイントでしょうか。
     
     
3. • 3. カナブン
   • 2020年01月07日 18:50
   • たばともさん
     
     江川と角を苦手にしていましたが、１９８５年の巨人はチーム全体でも低打率に抑えていますね。打たれそうだったら四球でもOKという割り切りもあったのかも。広島投手陣はまともに向かっていって、本塁打や打点が多くなったようです。
     
     １９８６年は巨人戦でも３割台後半の打率をマークして、大洋戦では驚異的な打率５割台。広島戦は打率２割台でしたが、この年の打率.３８９は３４年経過した今も日本記録ですね。内野安打がほとんど無いタイプにも関わらず、あの高打率は常識外れでしたが、アメリカでの打ち方にこだわらず、この頃の日本の野球に適応した打ち方に徹底したという印象です。