たばともデータ
最近では2021年5月19日に取り上げましたのを加筆して再び上げています。
今年は9回打ち切りという事で、引き分け試合が増加しています。
それに伴ってこちらの対象となる登板が増えていることもあり、整理する意味でも今回更新してみました。
現在NPBで引き分けとなった試合では、投げていた最後の投手に「引分」という記録がついています。ただしこの記録は、一定の条件を満たしたリリーフ投手に与えられるセーブやホールドといったタイトル記録には加算されていません。
今回は、引分の記録がついた投手で、ホールドの条件を満たした登板がいくつあったか、記録の多い投手を中心に見てみました。
昔、記録の神様と呼ばれた宇佐美徹也が「リリーフ投手の引き分けもセーブポイントに」という記事を書かれていました。(この記事は『プロ野球記録・奇録・きろく』宇佐美徹也著、文春文庫に収録)
ここで宇佐美氏は、当時公式記録だったセーブポイント(セーブ+リリーフ勝利)に引き分けを加えて新セーブポイントにしてはどうか、という事を提唱されました。
2005年からNPB両リーグで、セーブ以外にリリーフで貢献した投手にホールドの記録がつけられるようになりました。しかし現在に至っても引き分け投手に関して、セーブにもホールドにも記録は加算されません。
ホールドと同等のピッチングをしているのに、投げている順番の違いだけでホールドに記録されないのは、個人的には理不尽な気がします。そこで今回、引き分けを記録した投手がホールドの記録に追加されるとしたらどのくらいになるのか、記録の多い投手を中心に2005年から調べてみました。
まずは、今年これまでの結果
引き分けをホールドに追加したら? 2021/10/10まで
引き分けをホールドに追加したら? 多い投手順
★は2021年NPBで現役登録している選手
(左記以外の引分数は、リードを追いつかれた場合やビハインドからの登板で逆転した場合、先発完投した場合などの引分数)
ここに出ている選手でM.クルーン以外は、12回引き分けルールとは違っていた2011年、2012年、2020年、2021年にリリーフ投手としての登板があり、これらの年は引き分け試合が今よりも多くなっている事により数が多くなったといえる。
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ホールドと同等のピッチングをしているのに、投げている順番の違いだけでホールドに記録されないのは、個人的には理不尽な気がします。そこで今回、引き分けを記録した投手がホールドの記録に追加されるとしたらどのくらいになるのか、記録の多い投手を中心に2005年から調べてみました。
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