たばともデータ
2017年1月30日に取り上げましたのをそのまま上げています。
前回はセーブポイントで見てみましたが、今回は1950年~1973年各シーズンの最多セーブ王を見てみます。
※注意点
・個人の手作業で調べたもので不明となっている所もあり、いろんな書物の記録と食い違いがあるかもしれませんので、ご了承ください。
・全登板成績で紹介済みの選手にはリンクを貼っています。
セ・選手名 | 所属T | リ試 | S | 年度 | パ・選手名 | 所属T | リ試 | S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
長谷川良平 | 広島 | 19 | 7 | 1950 | 武末悉昌 | 西鉄 | 15 | 7 |
杉下 茂 | 名古屋 | 34 | 8 | 1951 | 江藤 正 | 南海 | 21 | 7 |
長谷川良平 | 広島 | 26 | 11 | 1952 | 中谷信夫 | 南海 | 37 | 8 |
長谷川良平 | 広島 | 21 | 7 | 1953 | 荒巻 淳 | 毎日 | 34 | 5 |
杉下 茂 | 中日 | 31 | 12 | 1954 | 宅和本司 | 南海 | 29 | 11 |
西村一孔 | 阪神 | 40 | 10 | 1955 | 戸川一郎 | 南海 | 40 | 9 |
別所毅彦 | 巨人 | 23 | 10 | 宅和本司 | 南海 | 35 | 9 | |
小山正明 | 阪神 | 45 | 16 | 1956 | 伊藤四郎 | 高橋 | 42 | 12 |
金田正一 | 国鉄 | 39 | 16 | |||||
藤田元司 | 巨人 | 42 | 12 | 1957 | 稲尾和久 | 西鉄 | 1△35 | 7 |
皆川睦男 | 南海 | 33 | 7 | |||||
秋山 登 | 大洋 | 26 | 8 | 1958 | 稲尾和久 | 西鉄 | 41 | 12 |
伊奈 努 | 中日 | 34 | 11 | 1959 | 杉浦 忠 | 南海 | 34 | 11 |
堀本律雄 | 巨人 | 34 | 11 | 1960 | 小野正一 | 大毎 | 45 | 9 |
中村 稔 | 巨人 | 39 | 9 | 1961 | 稲尾和久 | 西鉄 | 48 | 11 |
金田正一 | 国鉄 | 25 | 9 | |||||
秋山 登 | 大洋 | 1△55 | 9 | 1962 | 尾崎行雄 | 東映 | 30 | 6 |
宮田征典 | 巨人 | 46 | 6 | 1963 | 久保征弘 | 近鉄 | 43 | 12 |
秋山 登 | 大洋 | 43 | 6 | |||||
秋山 登 | 大洋 | 4△39 | 9 | 1964 | 山本重政 | 近鉄 | 42 | 7 |
宮崎昭二 | 東映 | 38 | 7 | |||||
宮田征典 | 巨人 | 67 | 22 | 1965 | 杉浦 忠 | 南海 | 28 | 16 |
板東英二 | 中日 | 59 | 12 | 1966 | 小山正明 | 東京 | 15 | 10 |
板東英二 | 中日 | 50 | 7 | 1967 | 杉浦 忠 | 南海 | 41 | 12 |
宮田征典 | 巨人 | 28 | 7 | |||||
安仁屋宗八 | 広島 | 25 | 10 | 1968 | 杉浦 忠 | 南海 | 34 | 9 |
星野仙一 | 中日 | 33 | 12 | 1969 | 木樽正明 | ロッテ | 45 | 8 | 米田哲也 | 阪急 | 15 | 8 |
小谷正勝 | 大洋 | 47 | 9 | 1970 | 佐藤道郎 | 南海 | 52 | 12 |
小谷正勝 | 大洋 | 55 | 13 | 1971 | 金田留広 | 東映 | 23 | 6 |
星野仙一 | 中日 | 48 | 20 | 1972 | 佐藤道郎 | 南海 | 1△62 | 16 |
安田 猛 | ヤクルト | 38 | 7 | 1973 | 佐藤道郎 | 南海 | 58 | 14 |
※リリーフ試合欄の△は先発・リリーフ退避→リリーフで、数字は回数です。
こちらもどうぞ
暫定版・シーズン最優秀救援投手【セーブ採用前の1950~1973まで】
暫定版・通算セーブ数ベスト10【セーブ採用前の1950~1973まで】
全登板成績・他のシーズン投手成績バックナンバーはこちらで
全登板成績バックナンバー あ~た
全登板成績バックナンバー な~わ
チーム別シーズン投手成績バックナンバー 1955~1969
チーム別シーズン投手成績バックナンバー 1970~1982、2015、2016
本塁打大全、全登板成績リクエストこちらから
リクエストお待ちしております。
本塁打大全バックナンバーはこちらで
これまでのバックナンバー・あ~た|本塁打大全
これまでのバックナンバー・な~わ|本塁打大全
野球に関しての様々なブログをご覧いただけます。
私どものサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
二軍の知られざる歴史と記録の世界に迫る一冊! 二軍史 もう一つのプロ野球、発売中
発売中です 野球雲7号・戦後の流星 毎日オリオンズ 1950~1957パ・リーグを背負った球団の8年
昔の野球に思いを馳せるのもいかがでしょうか?様々な視点で野球の歴史を掘り起こしています。 今回は毎日オリオンズを特集、私も記録で協力しています。
広尾晃、野球界に一石を投じる一冊、発売中
というより凄すぎます。はきりいって言葉がない。
これって、各投手の全登板を見てからじゃあ無いとそもそも数がわからないはずです。
しかもセーブの条件は、結構厄介ですから基本は1ゲームごとに精査する必要があります。
一つ質問なのですが、この当時のリリーフの勝ち星はどういう内容なのでしょうかねえ。
つまりは5イニング以上投げて同点のときにリリーフしての勝ち越しか、セーブ条件を飛ばされて逆転勝ちかということでも勝ち星の意味は大きく変わるでしょう。
あと、セーブの種類ですがおそらくは3イニング以上投げるというものが多そうな気がします。
昔はいわゆる今で言うところの1イニングセーブなんてどのくらいあったんでしょうかねえ。
こういう表ができると今度はその内容を吟味することができます。
当時の投手陣のあり方からもう一度考察する必要がありそうです。
後やはり、この記録は各チームのエース級が並びますね。小生は昔の記録を見たときに、意図的に弱い先発投手とエースを組み合わせて居るものが多いんじゃないかという予想を立てました。このあたりも興味が有る所です。
それにしても先発・リリーフ退避→リリーフなんてのは殆ど三原監督の専売特許だったんじゃないかという気がします。これやってるのは三原と野村だけみたいですから。
どうもありがとうございました。