tabatomoたばともデータ


1974年防御率1位となって長嶋茂雄監督に代わった翌年、1勝もできずにトレードで移籍。移籍先の太平洋ではわずか1勝に終わって1年で大洋へトレード。大洋での2年間、勝敗つかずの8試合に登板で現役を引退した1975~78年関本四十四(77、78年は充宏)の全登板成績を見てみます。
数表をじっくりご覧下さい。
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1975年は開幕から勝ち星なく、前の登板から25日ぶりとなった7月3日札幌円山球場での中日戦、挟殺プレーを巡って中日・高木守道が文句を言ったところ、関本のパンチが高木の顔面に当たって紛糾、関本は退場となった。その後2試合の登板のみで、巨人から太平洋へ移籍。太平洋ではこの年2戦目の登板となった4月10日近鉄戦ダブル第二試合で完投勝利を上げたのが唯一の勝ち星となり、わずか1年で大洋へ。大洋ではチーム4戦目、以前在籍した巨人相手に先発して負け投手となった以外は、敗戦処理での登板があったのみで2年間在籍し現役を引退した。

先評欄の数字ゲームスコアは、セイバーメトリクスでおなじみビル・ジェームズ氏が考案し、先発投手の投球内容をポイント化したものです。
本来は四球のみを計算しますが、四死球合わせて計算しています、ご注意ください。

詳しいルールはこちらで
ゲームスコア ウィキペディアより
ゲームスコア 英語版ウィキペディアより

リリーフ成果について援護・場面欄、勝敗欄に加えてみました。
(オールスターにはあてはめていません)

※セーブがつく場面で登板し同点・逆転された場合、勝敗欄にBを加えています。
この場合、前投手の走者がいる場面で登板し、同点・逆転された場合でもBをつけています。
(走者を残して降板し、後投手が打たれた場合Bはつけていません)

援護・場面欄には
セ・セーブがつく場面での登板(6回以降に交代した場合)
  成功・失敗で、勝敗欄の勝敗と同じ色分けをしています。
ホ・5回以前に、ホールドがつく場面で交代した場合
リ・セーブ・ホールドがつかない場面での登板(走者なしだと4点以上のリード)
喪・セーブ・ホールドがつく場面で登板したが何もつかなかった
 (5回以前に先発と交代し同点・逆転された場合にもつけています)

同・同点からの登板
同越・同点登板で自分の走者を還し勝ち越されたが負けはつかなかった
同前・同点登板で登板前の走者を還し勝ち越された
跨・交代した回は抑えたが、回を跨いで同点・逆転された

ビ・負けている場面での登板
不・場面状況が不明

これらを該当する登板に加えています。

勝敗欄の   は勝ち試合   は負け試合   は引き分け試合を表しています。
先評欄での   はHQSを達成、   はQSを達成したことを表しています。
この欄の一番下の数字は合計ではなく、平均を表示しています。

こちらも参照いただければ
1975年のセ・リーグ投手陣

1976年のパ・リーグ投手陣

1977年のセ・リーグ投手陣

1978年のセ・リーグ投手陣

関本四十四|クラシックSTATS鑑賞

これまで載せた関本四十四の年度別成績はこちら
1971   1974

全登板成績・他のシーズン投手成績バックナンバーはこちらで
全登板成績バックナンバー あ~た

全登板成績バックナンバー な~わ

チーム別シーズン投手成績バックナンバー 1955~1969

チーム別シーズン投手成績バックナンバー 1970~1982、2015、2016

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