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2017年6月24日に永射保氏が亡くなられました。2015年7月7日に取り上げましたのを加筆して上げています。ご冥福をお祈りします。

長谷川晶一さんが書かれた「極貧球団 波瀾の福岡ライオンズ」絶賛発売中です。この本でも記されているように決して裕福ではなかった球団で、冒頭の石川啄木が歌った如く、この年規定投球回を超え先発・リリーフに重用された1977年永射保の全登板成績を見てみます。
数表をじっくりご覧下さい。(ホールドは現在のルールで当てはめてつけています)
1977nagaitamotu

開幕してからは1度先発があったものの、ほぼロングリリーフが主の起用。6月に入り先発起用も多くなり、8勝4敗1Sの成績でオールスターに初選出、そのオールスターでは3戦全てに登板し全国の野球ファンにアピールした。後半戦でもリリーフが主でロング・ショートリリーフ、ワンポイント、抑えと色々な場面で起用された。
終盤では2ケタ勝利を狙ったものの惜しくも9勝で閉幕した。

先評欄の数字ゲームスコアは、セイバーメトリクスでおなじみビル・ジェームズ氏が考案し、先発投手の投球内容をポイント化したものです。
本来は四球のみを計算しますが、四死球合わせて計算しています、ご注意ください。

詳しいルールはこちらで
ゲームスコア ウィキペディアより
ゲームスコア 英語版ウィキペディアより

リリーフ成果について援護・場面欄、勝敗欄に加えてみました。
(オールスターにはあてはめていません)

※セーブがつく場面で登板し同点・逆転された場合、勝敗欄にBを加えています。
この場合、前投手の走者がいる場面で登板し、同点・逆転された場合でもBをつけています。
(走者を残して降板し、後投手が打たれた場合Bはつけていません)

援護・場面欄には
セ・セーブがつく場面での登板(6回以降に交代した場合)
  成功・失敗で、勝敗欄の勝敗と同じ色分けをしています。
ホ・5回以前に、ホールドがつく場面で交代した場合
リ・セーブ・ホールドがつかない場面での登板(走者なしだと4点以上のリード)
喪・セーブ・ホールドがつく場面で登板したが何もつかなかった
 (5回以前に先発と交代し同点・逆転された場合にもつけています)

同・同点からの登板
同越・同点登板で自分の走者を還し勝ち越されたが負けはつかなかった
同前・同点登板で登板前の走者を還し勝ち越された
跨・交代した回は抑えたが、回を跨いで同点・逆転された

ビ・負けている場面での登板
不・場面状況が不明

これらを該当する登板に加えています。

勝敗欄の   は勝ち試合   は負け試合   は引き分け試合を表しています。
先評欄での   はHQSを達成、   はQSを達成したことを表しています。
この欄の一番下の数字は合計ではなく、平均を表示しています。

こちらも参照いただければ
1977年のパ・リーグ投手陣

これまで載せた永射保の年度別成績はこちら
1972~74   1976   1982


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チーム別シーズン投手成績バックナンバー 1955~1969

チーム別シーズン投手成績バックナンバー 1970~1981

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