tabatomoたばともデータ


2015年6月13日に取り上げましたのを加筆して再び上げています。

デビュー年シリーズ
昨日の西武対ヤクルト戦では下手投げ投手同士の先発対決と、最近では珍しいという事で話題になっていましたが、昭和のプロ野球では各チーム1人くらいは下手投げ投手がいたものです。今日は球界を代表するアンダースロー1958年杉浦忠の全登板成績を見てみます。
数表をじっくりご覧下さい。(セーブは現在のルールで当てはめてつけています)
1958sugiuratada

※この年は投球数が不明につき入れていません、ご了承ください。
新人ながら開幕投手に選ばれ初勝利、この勝利を含めてその後6連勝と快調なスタートを切り、前半戦先発22試合で18QS、QSのない試合でも5イニングは投げている安定ぶりで、リリーフでの3勝を含む20勝3敗3Sの成績でオールスターにも選出。後半戦は優勝争いの中7勝9敗と負けが重なり、西鉄、阪急といった上位チームに合わせて7敗とここ一番での敗戦が増えてしまった。それでも通算27勝12敗で新人王を獲得、南海のエースとしてその後も活躍することになる。新人王の投票結果は以下の通り。

1958年パ・リーグ新人王投票結果
1958pasinjino


先評欄の数字ゲームスコアは、セイバーメトリクスでおなじみビル・ジェームズ氏が考案し、先発投手の投球内容をポイント化したものです。
本来は四球のみを計算しますが、四死球合わせて計算しています、ご注意ください。

詳しいルールはこちらで
ゲームスコア ウィキペディアより
ゲームスコア 英語版ウィキペディアより

リリーフ成果について援護・場面欄、勝敗欄に加えてみました。
(オールスターにはあてはめていません)

※セーブがつく場面で登板し同点・逆転された場合、勝敗欄にBを加えています。
この場合、前投手の走者がいる場面で登板し、同点・逆転された場合でもBをつけています。
(走者を残して降板し、後投手が打たれた場合Bはつけていません)

援護・場面欄には
セ・セーブがつく場面での登板(6回以降に交代した場合)
  成功・失敗で、勝敗欄の勝敗と同じ色分けをしています。
ホ・5回以前に、ホールドがつく場面で交代した場合
リ・セーブ・ホールドがつかない場面での登板(走者なしだと4点以上のリード)
喪・セーブ・ホールドがつく場面で登板したが何もつかなかった
 (5回以前に先発と交代し同点・逆転された場合にもつけています)

同・同点からの登板
同越・同点登板で自分の走者を還し勝ち越されたが負けはつかなかった
同前・同点登板で登板前の走者を還し勝ち越された
跨・交代した回は抑えたが、回を跨いで同点・逆転された

ビ・負けている場面での登板
不・場面状況が不明

これらを該当する登板に加えています。

勝敗欄の   は勝ち試合   は負け試合   は引き分け試合を表しています。
先評欄での   はHQSを達成、   はQSを達成したことを表しています。
この欄の一番下の数字は合計ではなく、平均を表示しています。

こちらも参照いただければ
1958年のパ・リーグ投手陣

杉浦 忠|クラシックSTATS鑑賞
杉浦忠、先発と救援の記録|クラシックSTATS鑑賞

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