たばともデータ
柳田利夫の全本塁打一覧を見てみます。
1960年から69年まで。(一軍出場年の1959、70年は本塁打なし)
※ダブル欄の①、②は第一、第二試合で同一カード・先攻・後攻も同じ通常のダブルヘッダー、△1、△2は第一、第二試合で対戦カードが違うまたは、同一カードで先攻・後攻が違うことでの変則ダブルヘッダー。
第一号は西鉄・稲尾和久からのソロ本塁打。この時の試合は1960年の開幕戦、3回、4回と1点ずつ得点を西鉄に許し、5回表に山内和弘のタイムリー二塁打で1点を返したが8回裏狭殺プレーの不手際などで2点を許し、9回表に柳田のソロ本塁打が飛び出したものの時すでに遅く、2対4で開幕戦を落とした。大毎は11安打放ちながら2点しか取れず、まずい攻めと内野守備の弱さが目立った試合だった。
南海時代の1968年10月8日対東京戦ダブル第一試合、1回表から東京に西田孝之の先頭打者本塁打、G.アルトマンのソロ本塁打で2点を許す苦しいスタート、しかし2回裏に小池兼司のタイムリー安打で1点を返し、3回二死ながら満塁とチャンスを掴んだところで、スタメン5番の柳田が東京先発成田文男から右翼席へ飛び込む満塁本塁打で逆転。4回裏にも広瀬叔功の2ラン本塁打でさらに追加点を取り優勢に試合を進め8対5で勝利、第二試合も6対0と連勝し、残り3試合で首位阪急と並んだ。
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6戦目に稲尾が完投し逆王手をかけた西鉄を、7戦目で1番打者に抜擢された
この柳田選手が連投で先発した稲尾から初回先頭打者HRで出鼻をくじき、
結果的に信じがたい大差で西鉄を粉砕し日本一に輝くのですね。
川上監督はきっと対稲尾のデータを考えて起用
(もしくはスコアラーとかからの進言でもあったのかも)
したのでしょう。
しかし随分と年によって本数が違う人ですね