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戸倉勝城の全本塁打一覧を見てみます。
1950年から57年まで。
※ダブル欄の①、②は第一、第二試合で同一カード・先攻・後攻も同じ通常のダブルヘッダー、△1、△2は第一、第二試合で対戦カードが違うまたは、同一カードで先攻・後攻が違うことでの変則ダブルヘッダー。
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第一号は西鉄・木下勇からプロ入り初打席での2ラン本塁打、同時にパ・リーグ第1号本塁打となっている。この時の試合は、毎日が戸倉の本塁打で先制してから追加点を重ねてゆき、5回まで9得点と打線が爆発。投げては榎原好が西鉄打線を6安打1失点に抑え、9対1と新興球団同士の初対決は毎日に軍配が上がった。
この試合はパ・リーグとしても初の試合にあたり毎日新聞によると「この日定刻12時、新しいユニフォーム姿の選手達が外野センター入口から続々姿を現わし勇壮な入場式は開始された。まず二出川(延明)審判長を中心に審判団が連盟旗を掲げて前進、続いてファンの歓声と拍手の中に阪急野口(二郎)主将のささげる阪急旗を先頭に阪急、大映、南海、東急の旧四球団、続いて毎日、近鉄、西鉄の新三球団が一列横隊で波状型に入場、外野グリーン・ゾーンの前で半月型に”PACIFIC”の人文字を描いた、連盟旗がセンターポール高く掲揚され、大川(博)パ・リーグ会長のあいさつ、新旧球団のエールの交換などでけんらんの入場式を終り、午後1時米軍第25師団長キーン少将の始球式に続いて待望のパ・リーグ・ペナント・レースの第1戦、毎日オリオンズ対西鉄クリッパースの新球団同士が西鉄先攻で火ぶたを切った。」とパ・リーグが始まった時の様子が記されている。

1952年8月7日対東急戦第一試合、試合は初回から表に東急が1点先制すれば、裏に阪急は東急の先発松本忠繁、リリーフ樽井清一を打ちこんで5点を取り逆転、さらに4回裏無死満塁で代打の戸倉がダメ押しの満塁本塁打。投げては先発天保義夫が5安打2失点で完投、11対2で大勝し5位に順位を上げたが第二試合に敗れ再び6位に順位を落としている。

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戸倉勝城、チーム別&投手別&球場別本塁打数

夜に大洋のレフティー1人お送りする予定です。

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