tabatomoたばともデータ


深見安博の全本塁打一覧を見てみます。
1950年から55年まで。(一軍出場年の1956、57年は本塁打なし)
※ダブル欄の①、②は第一、第二試合で同一カード・先攻・後攻も同じ通常のダブルヘッダー、△1、△2は第一、第二試合で対戦カードが違うまたは、同一カードで先攻・後攻が違うことでの変則ダブルヘッダー。
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第一号は東急・保井浩一から代打での3ラン本塁打。この時の試合は、両チーム合計1試合最多得点の試合として現在でも記録として残っている。深見が打った7回表の攻撃前まで既に16対2とワンサイドゲームで、東急も投手がいないのか4回途中で野手の保井が急遽登板したものの、西鉄は追加点をあげてゆき7回表には深見の3ランと原田晃のタイムリー安打で4点をとり20対2とした、ここから東急も猛反撃をみせたものの21対14で西鉄が大勝している。深見に打たれた保井はこの試合が投手としての唯一の登板であり、唯一の被本塁打でもある。

現役最後の本塁打となった1955年10月9日の対近鉄戦第二試合、南海は筒井敬三の本塁打などで、近鉄は小玉明利の本塁打などで9回を終了し4対4の延長戦。そして10回裏深見が打席で、リリーフ佐藤良一からサヨナラ2ラン本塁打。これで南海はシーズン最終試合を勝利で締めくくり通算99勝とし、1950年にセの松竹が記録した98勝のシーズンチーム最多勝利記録を更新した。この記録も現在まで破られていない。

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深見安博、チーム別&投手別&球場別本塁打数

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