ベストナインを決めるなら、すでに結論は出ている感がある。巨人も参照


500試合以上捕手として出場した選手に、その他の主要な捕手を加えた。グレー地は現役。

2013年まで。

 
Hawks-Catcher
 

ホークスは2013年終了時点で、公式戦を9610試合行っているが、野村克也はその28%強で捕手としてスタメン出場をしている。さらに野村、城島、吉永の3人でのスタメン試合出場数は、46%。この3人を除けば、1000試合を超える選手はいない。

 

打撃成績を見れば、城島と野村は似通った数字であることが分かる。OBPSLGOPSはほぼ同じ。RC27も近い数値だ。

城島も野村に近い強打の捕手だったのだ。

吉永は捕手としてはホークスで614試合に出たに過ぎない。DHとしての出場も多かった。

ドカベンこと香川伸行と吉田博之は南海からダイエーへの移行期の捕手。筒井、松井淳は、野村の前の南海の正捕手だ。
 



500試合以下では、伊藤勲は永年大洋で活躍した強打の捕手。野村が追われた後に補強された。中田、吉川、八木は戦前の名捕手たち。黒田正宏は野村の現役後期の控え捕手。

そして山崎と細川が現役捕手。

144試合に換算したProjected 

Hawks-Catcher-Projected
 

城島と野村が良く似ていることがこれでもはっきり見えてくる。二人が傑出している。
 

強打の捕手がいかに少ないかと言うことが分かる。


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