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パリーグも珍しく大毎が優勝。西本幸雄が栄冠に。しかしこの年限りで退任してしまう。

1960-PL-P


大毎は先発陣は4人でほぼ横並びだが、救援で小野正一が大活躍をしているのがわかる。前も書いたがこういうMVP級の活躍があまり認められなかった印象だ。

 

南海はスタンカ、杉浦忠の2本柱。救援に杉浦、皆川、祓川、森中と並べている。救援を充実させるのはこのころのトレンドだったのだろうか。

 

西鉄は稲尾がやや不振、と言っても20勝だが。エースは畑。作家むつごろうこと畑正憲氏の従弟だ。島原も救援が中心だ。

 

阪急は相変わらず先発はヨネカジ。救援は足立、石井。先発救援ともに力のある投手を擁していたが、打線の援護が弱かった。

 

東映は先日物故した土橋がエース。しかし他に人材がいない印象。嵯峨健四郎はルーキーだ。

 

近鉄は1球勝利で球史に名を残すミケンズ。ミケンズはこの年自責点の考え方でNPB側に誤りがあるのを指摘。「ミケンズルール」と言われている。

近鉄も人材不足だった。



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