巨漢の先発投手。MLBでは制球難のため大成できなかった。日本へきて成長した投手と言えよう。
 

Houlton-P

【キャリア】

カリフォルニア州フラートン出身、パシフィック大学を経て2001年MLBドラフト11順目でヒューストン・アストロズ入団。2003年ロサンゼルス・ドジャーズに移籍。2008年ソフトバンク移籍、2012年巨人移籍。投手として活躍。

【タイトル、それに準ずる記録】

MLB
防御率10傑入り0・WHIP1.00以下0・DIPS2.5以下0 規定投球回数以上0シーズン

NPB ●最多勝1
防御率10傑入り3・WHIP1.00以下1・DIPS2.5以下0 規定投球回数以上3シーズン

Houlton-B

【論評】

Mark-New 

2001年入団の同期にはスティーブン・ドリュー、ダン・アグラなど。いの一番は言わずと知れたジョー・マウアー、5位にはマーク・タシェアラがいる。

落差のあるカーブで頭角を現したが制球が悪い上に、左打者に対してAVG.303、OPS.868と打ち込まれ、先発に定着できなかった。

NPBに来て1年目は制球が悪く、打ち込まれるケースが多かったが、次第に制球力が付き、カーブ、スライダーなどの持ち球が生きるようになった。

しかし成績は安定せず、良い年と悪い年を繰り返していた。被本塁打の多さも目立った。

2011年の統一球導入によって成績が安定。ERAなどの数字は決して良くないが、最多勝を獲得した。

翌年巨人に移籍。一流とは言えないが安定した成績を上げている。


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