この投手も弱い初期のダイエーで勝ち星が上がらなかった。技巧派だった。
【キャリア】
大分県国見町出身、国東高校を経て93年ドラフト4位でダイエー入団。投手として活躍。2007年巨人移籍。2008年引退。
【タイトル、それに準ずる記録】
防御率10傑入り0・WHIP1.00以下0・DIPS2.5以下0 規定投球回数以上1シーズン
【論評】
グローブで球の出所を隠しゆったりしたフォームで投げる。打たせて取るタイプの投手だった。
制球力は比較的よく、安定感のある投手だった。フォーク、シュートなど変化球も多彩だったが、決め球に乏しい感があった。
2年目には規定投球回数に達したが、4勝13敗。打線の支援がない中負け続けた。
先発救援の掛け持ちから2001年には中継ぎに転向。2005、2006年は円熟の投球を見せたが、巨人に移籍後、1年目も良い働きだったが、以後は活躍の機会がないままに引退した。
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どこでだったのかは知りませんが、父が吉武と酒の席を共にしたことがあったという話をしたことがあったのを思い出しました。
・・・なんか、簡単な手品を教えてもらったと言っていたような?何せ、ダイエー時代の話なので曖昧ですが。
おそらく2006年のポストシーズンだったと思いますが、好フィールディングでバント処理して三塁でアウトにしたのが最も印象深く残っています。あのプレーには興奮しました。