tabatomoたばともさんデータ



たばともさんの昔の投手成績を見ていると、本当にいろいろなことが分かってくる。昨日は65年、宮田征典がクローザーとして注目された年の救援投手成績を見たが、今日は同じ年の先発投手成績を見てみたい。

セリーグの先発投手の成績

1965-SP-CL


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この年は、村山実の年だったことが分かる。37回先発して29QS(先発で6回以上投げて自責点3以下)。302回投げて217被安打、52四死球。WHIP0.89は驚異的だ。

この年のリーグ最多先発は城之内の40試合。2012年のNPBは前田健太、バリントン、メッセンジャーの29試合だった。
城之内はこれに加え救援で12試合、村山も2試合投げている。

巨人の先発は城之内40、中村稔29、高橋明22、金田正一17。阪神は村山実37、バッキー30、バーンサイド28、石川緑19
今ならローテーションを組むので3~5人の投手が均等に先発登板するが、当時はエースが登板間隔短く投げる習慣がまだ残っていたのだ。

パリーグの先発投手の成績

1965-SP-PL



前々年に阪神から世紀のトレードで移籍した小山正明が最多先発、米田、尾崎がこれに次ぐが、尾崎行雄の年だったと言って良いだろう。37先発で32QSは両リーグトップ。WHIPも素晴らしい。

南海は杉浦忠が衰え、エースがいない状態。西鉄は稲尾和久に変わって池永正明が台頭している。

西鉄は池永正明30、田中勉29、稲尾和久、井上善夫25と先発登板を4投手に振り分けている。監督はプレイングマネージャーの中西太だったが、ローテーションの考え方を持っていたのかもしれない。前年まで投手コーチだった若林忠志は、継投策を本格的に編み出したとされるが、あるいは若林の考えが反映されているのかもしれない。若林はシーズン前の3月に胃がんのため死去している。

地味な記録だが、こうして投手起用法を詳細に見ていくと、日本の野球がどのように変化したかが、数字を通してよく理解できる。

明日は1970年の救援、先発両投手の成績を見ていきたい。 私どものサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください! ↓