伝説の名捕手。数字的にも見るべきものがある。
013-Masaki-yoshihara




【キャリア】
熊本県出身。熊本工業から甲子園に3度出場、2度準優勝。川上哲治とバッテリーを組む。捕手として巨人に入団。1941年応召、44年10月10日戦死。1978年殿堂入り。

【タイトル、それに準ずる記録】

・打撃10傑入り1 ・OPS.900以上0 ・RC100以上0 規定打席以上5シーズン

【論評】

巨人の正捕手は初代が内堀保、二代目がこの吉原だった。体は決して大きくなかったが、強肩強打で鳴らし、足も速かった。在籍中はほぼ一人でマスクをかぶっており、チームの信頼感の高さがうかがえる。また、40年の30盗塁は捕手としては驚異的である。

強肩強打、そしてハッスルプレーを伝えるエピソードは数多いが、いわばすべて伝説の部類になってしまう。

STATSを見る限り、この選手は極めて選球眼が良い。またこの時期としては比較的打率も良い。戦後までプレーしていれば、下位打線で侮りがたい存在になっただろう。

吉原の応召後、巨人のホームプレートは再び内堀が守ることになった。

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