この選手も中年で入団し、実力を十分に発揮しないで引退した選手と言えよう。長打力はないが実業団では屈指の好打者だった。
023-Akiharu-Tezuka




【キャリア】

長野県市出身、松本商業から明治大学。中央工業、今泉産業、小口工作所を経て49年巨人入団。三塁手として活躍。55年大洋移籍。56年引退。

【タイトル、それに準ずる記録】

・打撃10傑入り0 ・OPS.900以上0 ・RC100以上0 規定打席以上2シーズン

【論評】

小口工作所はある時期、ノンプロ屈指の強豪であり、戦前金鯱軍の名捕手だった三浦敏一が監督兼務でチームを率いていた。手塚は主力選手だったが28歳で巨人に入団。

強打者の評判が高かったので、川上哲治のあとの5番を打つこともあったが、数字は残せなかった。宇野光雄の復帰とともに控えとなり、大洋に移籍。4番を打つこともあったが翌年引退した。
チャンスに強い打者とのことだが、数字には表れていない。

56年の身手塚耀朗’あきお)を名乗っている。

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