好打そして守備範囲の広い第一級の遊撃手だった。活躍期間が短く、早くに逝去したため歴史に埋もれているが、巨人のベストナインではないかという評がある。
028-Saburo-Hirai




【キャリア】

徳島県徳島市出身、徳島商業時代に春夏合わせて3度甲子園出場。明治大学、ノンプロ全徳島を経て48年阪急入団。遊撃手として活躍。50年西日本移籍。51年巨人移籍、57年引退。近鉄コーチ、阪神スカウト。69年没。

【タイトル、それに準ずる記録】

○最多得点1 ○最多三塁打1

・打撃10傑入り2 ・OPS.900以上0 ・RC100以上0 規定打席以上7シーズン

ベストナイン3、オールスター出場3回

【論評】

阪急そして弱小の西日本パイレーツに所属したため、その実力が発揮される機会に恵まれなかったが、守備範囲の広さ、難しい打球に果敢に挑む姿勢、小柄だが絵になる選手だったようだ。

打者としても.280 を打てる力があり、足も速かった。2リーグ分立後は1番を定位置とし、最多得点も記録している。

54年広岡達朗の入団により二塁にまわったがこの頃から体調不良に悩まされ、34歳で引退した。元気であれば、再び広岡からポジションを奪い返すことも可能だったのではないか。

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