守備の名手として長く活躍した遊撃手。
039-Kenji-Koike





【キャリア】

静岡県浜松市出身。浜松商、専修大学を経て61年に南海に入団。遊撃手として活躍。74年引退。南海コーチ。台湾野球コーチ。

【タイトル、それに準ずる記録】

・打撃10傑入り0・OPS.900以上0 ・RC100以上0 規定打席以上7シーズン
ベストナイン4、オールスター出場5回

【論評】

専修大学では古葉武識の3年後輩。同様に打てる遊撃手として鳴らした。南海入団後は外野に転向した広瀬叔功に代わって正遊撃手になる。

俊敏な動きと強肩で、リーグ屈指の遊撃手となる。打撃でも63年には22本塁打。投打の中心となることが期待されたが、強引に引っ張る打法から脱することができず、バントなどの小技も苦手だったために次第に下位打線に定着した。

しかし、69年に藤原満が入団し、70年に先輩の古葉武識が移籍してくると次第に出場機会が減少、以後は控えとなった。

通算打率.226は、打数4000以上の打者としては251人中最下位である。

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