この選手は、期待に応えたのだろうか、そうではなかったのだろうか。

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【キャリア】

徳島県阿波市出身、浪商高から80年南海にドラフト2位で入団。捕手、三塁手として活躍。89年引退。

【タイトル、それに準ずる記録】

・打撃10傑入り0・OPS.900以上0 ・RC100以上0 規定打席以上3シーズン
ベストナイン1、オールスター出場2

【論評】

甲子園では牛島とバッテリーを組んで大スターとなった。

入団当初から使い物になるかどうか、議論の的だった。当たれば大きいが、その巨体ではとてもプロの捕手は務まらないと思われた。観客動員の低迷する南海としては、香川を目玉にしたかったのだ。ある意味で客寄せパンダ的ではあった。

その割には、1軍でかなり働いた。毎年のように減量ノルマを果たせなかったことがスポーツ紙をにぎわしていた。
香川への相手チームの野次はものすごかったが、彼のキャリア後半には、南海応援団は「香川だけは、堪忍したって」「かわいそうな子やねん」とやり返して、笑いを取るのが常だった。

現役末期には恐らく130kgを超えていたと思われる。パスボールをすると、敵味方ともに爆笑に包まれたりした。野球での期待はあまりしていなかったが、バットコントロールは巧みで、時折快打を飛ばした。

1988年の大阪球場の南海ホークス最終戦では、香川は二軍落ちをしてベンチに入れなかった。私が座る内野席の前の方でユニフォームを着て、何人かの選手と座っていたが、試合が終わると周囲から、「香川も入れたって!」「香川行け!」と言う声が沸き起こって、それに推されるように香川もグランドへ降りた。
マスコットのような存在だったのだ。

今も太っている。潰れ大福のような容貌でときどきテレビに出ている。

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