また一人、使い捨て投手を紹介。一年で燃え尽きた投手。
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【キャリア】

大阪府出身、八尾高時代に甲子園で準優勝。早稲田大学でもベスト9。1957年南海入団、投手として活躍。59年外野手に転向。63年引退。南海コーチ。2005年死去。

【タイトル、それに準ずる記録】
●最高勝率1 
・防御率10傑入り1・WHIP1.00以下0 ・DIPS2.5以下0 規定投球回数以上1シーズン
・ベストナイン1 ・最優秀投手1

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【論評】
サイドスローから威力のある球を投げた。東京六大学がプロ野球よりも人気があった時代の花形投手の一人。57年、南海は立教のエース東実とともに木村を獲得。阪急との間に激しい争奪戦があった。

開幕2戦目の3/31の近鉄戦に先発し、4安打完封。初登板初完封はパリーグ2人目だった。
1年目の成績は21勝と華々しかったが、宿敵西鉄には0勝5敗と歯が立たなかった。

翌年には肩を壊して成績が急落。3年目には投げられなくなった。
このため外野手に転向したが、レギュラーの座はつかめないままに引退した。

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